試行錯誤の果てにあるものは
仕事中にふとデスク上のティッシュBOXが気になった。
その名も『ネピア デラックス』である。
マ〇コ・デラックスみたいで
なんか格好いいと素直に思った。
昨今デラックスと名のつくものは多いので
特別気にすることも無いようにも思ったのですが
しかし改めて考えると
『豪華なネピア』ってネーミングもどうしたもんか?
と考えさせられてしまった。
(今回はあくまでたまたまネピアだったので)
王子ネピアさんのHPを調べてみた。
まあティッシュだけでも色んなラインナップがあるものだと
感心するばかりです。
ただ、やはり今はネーミングセンスが気になる。
・ネピア プレミアム
⇒上質な肌触りが保証されていそうなネーミングだと思う。
来客用に一家に一箱は欲しい商品だと思わせられてしまう。
・ネピネピ
⇒『ちょびっと優しい』が売りとのこと。
どうせなら優しさの出し惜しみはして欲しくないと思わせる商品も
可愛らしいネーミングなので許してしまいたくなります。
社員の試行錯誤の結果が功を奏したと言えるかもしれない。
・鼻セレブ
⇒説明文を見るまでも無い
と思わせるネーミングがきらりと光る商品。
私も自宅では一時期愛用していました。
お世話になっております。
・JAPAN プレミアム
⇒社員の迷走っぷりがうかがえる。
名前だけではもはやティッシュであることが理解できない。
きっとこんな感じでしょう。
(※以下は私の個人的な妄想です。)
社員A『どうしましょう!?
”セレブ”も”プレミアム”も”デラックス”も
使っちゃいましたよ!』
社員B『んー…とりあえず
JAPAN プレミアムで良いんじゃね (゚∀゚)?』
社員A『流石先輩!秀逸ですね!』
我ながら試行錯誤が一切ないやり取りになったと思うが
状況を想像すると良い着地点だと言えるような気がしてならない。
・・・Σ(゚д゚) エッ!?
ティッシュ選びに限らず商品名は消費者に対する
商品イメージの一端を担っていると私は考えています。
勿論価格の方が重要視されることがほとんどとは思うけれども
しかしやはりインパクトは大事だと思う。
しかもティッシュと言えば気に入ったものを見つけると
よっぽどでもない限り他のものは買わない
と言っても過言ではない。
それだけにネーミングは難しいと考えさせられてしまいました。
とても私では良い案が出せそうにない。
余談だが今回ティッシュを調べていて気になる名前が有りました。
その名も・・・
『デ・ジャヴ』
つまり鼻をかむ度に
『あ、前にもこんなことあったような・・・』
(※当たり前)
と過去の自分に思いを巡らせる機会を作ってくれるというわけです。
残念ながらこれが商品名なのかそのまま会社名なのかまでは
調べる気分にはなれなかった。
今回はたまたまネピアさんのティッシュに焦点を当てていたが
他にもネーミングに力の入った商品はたくさんあると思います。
皆さんも商品を手に取ったときに
商品名に込められた想いを想像してみてはいかがでしょうか。
そこには試行錯誤の果てのストーリーが待っています。